特に冬では、現場作業に出る際には何かと段取りがくるってしまうこともあるかと思います。
例えば、車のバッテリがあがってしまうとか・・・
計測器や融着機などの工事機器もここ近年、現場持ち込み対応に伴い、携帯化が進み、バッテリ駆動が当たり前になって久しいですが、まだまだその取扱いについて疎い方が多いようです。
基本的にバッテリは、ずっと電気を通したままにするか、稼働させておいてください。
電流の大きさからいって、車のバッテリがあがってしまう程に、急に使えなくなることはないでしょうが。
確実に寿命が縮み見ます。
そればかりか、
放置したまま、残量が完全になくなった場合、最悪の場合、再充電が出来なくなる可能性があります。
社内に電源コンセントが少なく、どうしても電気を通していることが出来ないと言う場合は、
少なくとも3ヶ月に一度は充放電すべきです。
現在最も標準的に、仕様化されていますのが携帯電話でお馴染みの「リチウムイオンバッテリ」
だいたい300回の充放電が寿命となっています。
ピンと来られない、かもしれませんが、日頃お使いの携帯電話も同じバッテリですので、その使用可能な寿命を比較すると感覚的に分かると思います。
旧来仕様の機種ではリチウムインバッテリではありませんでした
*ニッケルカドミウムバッテリ(フジクラFSM16R/30R)ニッケル水素バッテリの場合(フジクラFSM17R/50R)もあり、こちらは500回ほどの充放電になっていますが、完全に放電してしまって、充電しないといけないタイプです。
いずれにせよ、何も電源を入れず、放置しておくことだけは止めてください。
300回どころか、100回も持たなくなってしまう可能性があります。
充電器に指したままにするか、毎日その工事機器に組み込んで使用するかを徹底すべきです。
くれぐれもご注意ください。