『送信部』『IDの送り』『光源』
などと現場工事担当者にて、色々な言われ方をしている通信工事用ファイバレーザー光源
通称:IDテスタ送信部
とも言われてきた「LD光源」なのですが、
かれこれもう10年以上も前から直接ユーザーの方に提案して来ていて、もう一部の方はご存知かとは思いますが、
OTDR(光パルス試験機)にて代用が可能です。
要はわざわざもう一台購入する必要がない。
と言うことです。
今でも新規購入すると、10万~20万ほど掛かります。
でも、気をつけなければならないのは
OTDR(光パルス試験機)本体側に安定化光源機能があることを確認しておかなければならない。
と言うことです。
OTDR(光パルス試験機)は確かに同じように、1.31や1.55と言う波長の光出力をしているのですが、光信号が出力する前の電気信号の段階でパルス出力になった状態でLD光出力をしています。
OTDRの設定で【パルス幅】と言うのがあるでしょう?
1μmとか100nmとか。
このパルス出力を切った電気信号の状態で、LD光出力させる必要があります。
その機能が安定化光源機能ということなのです。
パルス光の状態で、IDテスタで漏光を検知しても全く反応しません。
パルス光の状態で、IDテスタで受光レベルを計測しようとも全く反応しません。
OTDR(光パルス試験機)側に安定化光源機能がない。
もしくは、個別にIDテスタ送信部が必要である。
と言う場合には別途購入する必要があるのは言うまでもありません。
以下、IDテスタ送信部としてうたわれて来た代表的な機種です。
が、LD光源であれば他の機種でも構いません。