光損失測定では、光源はしっかりとした信頼性のあるものを使いましょう。
少なくとも国内の校正証明書が出るものでないといけません。
(海外製の場合、それでも怪しいです)
光源がしっかりしていないと、
何を測っているのか訳が分からなくなってしまうからです。
NTTをはじめとした通信事業者のインフラ設備となるので、それなりの責任が問われます。
線路損失を計測する際には、ただでさえ現場で忙しいときに、
計測器が信頼できるのかまで考える気が回りませんよね。
なので、事前準備が大事なのです。
日本工業規格(JIS)基準を満たしているかどうか
光ファイバレーザ光源にも、日本工業規格(JIS)の項目があります。
光ファイバコネクタ試験方法はJISC5961 附属書 1 に規定
JIS(日本工業規格)では、出力安定度 ±0.05dB/h の使用を規定されております。
国内で利用される伝送機器や通信インフラ設備には、
この基準に適合しているのかが重要な指標となります。
当然ながらそれを検査したり評価したりする計測器はこの基準に満たしていなければいけません。
では、その満たしている代表的な機種で格安なものとしては
横河計測 AQ4280シリーズ
グレイクノス 2波長出力(SM/GI対応)デュアル光源 364/368
*0.85帯はVCSEL光源なので注意。工事案件の測定仕様にマッチしているのか確認要
VeEX 格安なハンディLD光源に可視光源も搭載可能 FX40シリーズ
などがあります。
日本工業規格(JIS)基準を満たしていなくても販売されている機種はどう利用されるのか
簡易的な損失測定用LD光源としては、
三和電気工業 提案品
現場向けコンパクトボディ光測定ツール
レーザ光源本体 OPT-LS-BODY ¥8,600-(税別)
がありまして、この本体を購入して各種光源に対応した
下記のようなユニット
プラグインユニット OPT-LSPU-FPLD1310(SC) SM ¥14,800-(税別)
プラグインユニット OPT-LSPU-FPLD1550(SC)SM ¥14,800-(税別)
を購入することにより多彩な光源に対応します。
かなり安く導入が可能で、つい気になって検討してしまいそうな商品がありますが、
こちらは、
光源としてのパワー安定性 ±0.2dBとなっています。
これはかなり粗い光源であり、
JIS(日本工業規格)では、±0.05dB以下という規定がなされていることからも
少し分け有りな製品であることを了承いただいたうえでのご利用となります。
この場合想定されるのは、粗い簡易的なロス測定で工事元請け会社が認める形であれば、
有りだろうという話しなります。
インフラ部分の通信線路損失ではなく、開通されるビル構内の設備内伝送路でのロス測定では、通信伝送装置さえ問題なければ良いという論理なのでしょう。
実際の導入事例あるが、ごく限られた了解が取れている範囲での展開となる
実際に、某通信事業者様の某開通エリアではこの簡易LD光源でのロス測定が認められた実績があります。
簡易LD光源でのロス測定が認められるに至る前に、事前に元請けの工事技術担当者様より相談があり、一緒に機種選定をしていって決めた経緯がありました。
JIS規格内のLD光源ではコスト的に協力会社への負担が厳しかったのが背景としてあったので、その解決のためということでした。
ご参考にしてください。
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