双方向の損失測定用としての需要はまだまだ根強いようですね。
特に通信事業者での基幹伝送網や国土交通省などの通信インフラでの測定やメンテナンスでは、まだまだ双方向での損失測定を義務付けられているケースが多いと聞きます。
双方向での損失測定と言えば、LD光源と光パワーメータが各2台必要となります。
そうすると結構なコストがかかってしまいました。ひと昔前だと百万円以上掛かっていたこともありました。
光源ユニット、パワーセンサユニット内蔵型が主流だった
横河計測が旧安藤電気時代に出していた縦長の機種 AQ2150シリーズ
アンリツが出していたコンパクトな機種 MS9020シリーズ
と2種類の選択肢がありました。
これらはすべて、波長や測定パワーモードやファイバの種類(SM、GI)
によって対応するユニットを購入して取り換えする方式でした。
その数多くあるユニットの中から、LD光源とパワーセンサユニットを装着して、
それを2台購入して双方がロス測定をし合う、というものでした。
ですが、如何せん高価だった・・・
軽く100万を超えてしまいます。
現在では低価格化にはなったが、約60万円超え!このコストをどうみるか
横河計測では、
光源とパワーセンサ内蔵型のマルチフィールドテスタ AQ1100
定価 35万円します。
2台で約60万です
アンリツでは、今は
光源とパワーセンサ内蔵型マルチ型はCMA50
という機種がありましたが残念ながら販売終了
光源とパワーメータ個別で購入しないといけないようです。
さらに劇的なコストダウンを実現した新提案
しかしながら、
さらに選択肢があるのはあまり知られていません。。
VeEX(ヴィーエックス)社
FX45 光ロスセット
こちらは、光源とパワーセンサ内蔵型で
98000円(税別)
破格の安値ではないでしょうか。
ま、そのメリットを感じてもらえるように企画設計したようなので、当然でしょうが。
あまり安いと本当に測定値は大丈夫か?
と心配になるでしょうが
既に、国内で使用実績も増えてきており、
あまり測定に不備はなく、順調に使えているとのことです。
別途有償にはなりますが、国内の校正証明書も出るようです。
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