通建業界で標準機種となりつつある 三連伸縮はしご『軽太』誕生は前途多難であった

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3連伸縮式で軽車両にも搭載しやすく、アウトリガーと転落防止機器までもコンパクトに一体化した

昇降用転落防止具一体化三連伸縮はしご 軽太 KARUTA

メッセンが張った架線にも掛けられるフックをもっていて、壁にももたれ掛けらせられる。

名前のように決して軽くはありませんが 笑
三連式で軽車両にも法律に触れることなく走行できて、コンパクトに持ち運びできる。

フレームも架線に掛ける上部フレームのみFRPで出来ていて絶縁仕様となっている。

他メーカーで同等の機種は存在せず、

もはや業界標準となってきつつあるハシゴと言っても過言ではないかもしれません。

開発誕生には相当な苦労があったご様子

聞いた話によると、2005年頃?「社団法人電信電話工事協会」
現在の「情報通信エンジニアリング協会

よりトーツー創研へ開発依頼があったらしく、協力製造元のナカオとの開発に着手することなったそうなのですが、

試作器を作り上げても、ひたすら軽さを追及されるにも関わらず
三連伸縮式でかつ、FRPフレーム構造、アウトリガーや転落防止具付き

と、求められることが多いなか、要望を受け入れつつ、コストパフォーマンスを向上させることに相当な苦労があったようです。

そうこうしながらも、完成してしばらくはNTT業界のみへの販売展開でしたが、 2012年あたりから、電力、CATV系工事会社も導入することが目立つようになってきて、

今では業界問わず、造園業の方までも購入するようになって来ました。

あきらめず、最後までやり遂げた結果、大きな実績となって業界に貢献できているのは本当に素晴らしい事ですよね。

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