可視光源を見すぎて目がおかしくなるか

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可視光源は、ファイバ心線の線番確認の為の心線対照や断線確認をするのに最も分かりやすいやり方なので、根強い需要があります。

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ですが、最も取扱の上で、気をつけておかねばならないのが【目視し過ぎない程度に確認をする】と言うことでしょう。

といいますのも、

基本的にレーザー光源は、目で見てはいけないのです。

基本的に目に「焼け付きする」障害を及ぼします。もちろん長時間見ていると視力の低下をまねきます。

可視光源は当初は、レーザーのクラスと言う格付けの中でも、クラス1、もしくはクラス2レーザーが主流でした。

クラス1レーザー
合理的に予見可能な運転状況下で安全であるレーザー。どのような光学系(レンズや望遠鏡)で集光しても、眼に対して安全なレベルであり、クラス1であることを示すラベルを貼る以外は特に対策は要求されていない。

クラス2レーザー
可視光のみに規定され、眼の保護は「まばたき」などの嫌悪反応により行われることによりクラス1なみの安全が確保されるレーザー。

ですが、より長距離の伝送を希望されるようになり、目で見てよく見えるように希望されるようにもなり、クラス3Aレーザーが使用されるようにまでなってしまいました。

クラス3Aレーザー
4mW以下 = + 6dBm以下 これが + 7dBmになるとクラス3Bとなってしまい、直接見ることは危険なレーザー。直視をしなければ安全なレベル。鍵やインタロックを取り付ける必要がある。使用中の警報表示等が必要。

このクラス3Aレーザーという仕様化して問題なさそうなギリギリセーフというレベルの可視光源まで出て来ています。

NTTアドバンステクノロジー提供品 光ファイバ導通チェッカ OVC-21

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それが、NTT-ATが提供しています『光ファイバ導通チェッカ OVC-21』です。

3万円を切った価格の割りには高出力で好評な可視光源です。

あまり目視しすぎないように注意して利用していただきたいですね。

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