接続機器をメインにしてきた弊社でもここ近年、
架空線ハンガーを通線するロッド関連器具も取り扱うようになっておりますが、
通線をするために必要になる先端具は、スパイラルハンガーの場合と
ケーブルハンガー(ケーブルリングとも言われる?)とで、
その都度然るべき対応の器具を取りそろえなければなりませんが、
同じメーカーの通線ロッドの先端具で、多彩な線路状況に対応すべく様々な要望を請けて参りました。
先端具だけの交換で済ませたい・・・
通線ロッドとスタンドまで購入すると7,8万円、場合によっては20万近くする時もあります。
実際の線路で対応した先端具さえ、通線ロッドの先に取付られれば事足りるのに・・・
といった要望はずっと以前よりありました。
各メーカーは先端具と通線ロッドとのネジの形状を微妙に違っています。
そのために変換するアダプタが必要になってくるのです。
たちまち目先の工事案件をこなしたい場合に
マーベル スーパーイエローへITロッド用ガイド工具を取り付けたい
マーベル スーパーイエローへイワブチ シャトルランナーを取り付けたい
その他にも、様々な対応がメスメス、オスオスへの変換アダプタを組み合わせることによって、
それらが可能となるようにいたしました。
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メーカー側からするとこういうことをされると困るので、
違うネジにしているのですが、そう言っていては物事が停滞するばかりである現状を打開すべく
取り組んできている次第なのです。
一部の通線具メーカーにはご理解をいただいてはいますが、
確かにあまり歓迎される話でもありません。
メーカー側にもキチンとした言い分があるのです。
が、そこはユーザーの方々にも重々理解をしておくべきなのは、
「何もメーカーの商売上の都合に気を遣え」と言っているのではないのです。
いずれは通線ロッドとスタンドを導入しないといけない。
本来は対応したメーカー品を導入すべきなのです。
その根本的な理由としては、通線ロッドの線径の太さ、先端具の材質、構造。
メーカー側では、それらの組み合わせた全体バランスを考慮して検証されたものとして提供されています。
異なるメーカー品では、その組み合わせでは当然ながら
全体バランスとしては検証されていないはずですので、どこかで無理が出てきます。
末永く活用していただくためにも、無理のない壊れにくい運用をしていきたいですよね?
それならば、
私共の見解としては、スパイラルハンガー用とケーブルハンガー用としてそれぞれロッドスタンドを用意しておかれると良いと思っております。
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