ドロップケーブルを通線ロッドの先端にハメ込んで、既設ケーブルハンガーに増設しやすくするには

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架空線路のケーブルハンガーには、既に光ケーブルが敷設されている状況になっています。

その中にさらにドロップケーブルを通そうというのはなかなか簡単にはいかない現場も結構あるようです。

既設がドロップケーブルである場合の対処が求められている

日動電工では、

ITロッドと言われる「一束化工法」を提唱する通線ロッド

を販売していますが、

ガイド工具という器具があって既設のケーブルを把持しながら
通線ロッドを通していける便利なものがあるのですが、

既設がドロップケーブルである場合には、なかなかうまく把持できない問題がありました。

それを解消した新型ガイド工具として、

ドロップケーブルガイド工具

という器具を提供しています。

日動電工のカタログにもこの器具の記載はなく、なかなかご存じない方も多いと思われます。

折れ曲がってしまう問題があった

何度も同じ方が購入されるので、どうしたのか聞いてみますと。

力任せに押し込むと、この金具に無理に負荷が掛かってしまって、

折れ曲がって根元で折れてしまう現状があり、買いなおしていた。

というではありませんか。

そこで、昨年にメーカーの日動電工の担当者との対策を講じておりましたところ、

設計した技術者が退職してしまっていて、どうすれば良いかの対策が
なかなか話が進まない状況が続いていましたが、

極力開発費を掛けずに済む改善をしていただけました。

線径を太くすることによりかなりよくなった

ステンレス材料の線径を0.4mm太くすることより折れ曲がりにくくなりました。

実際に問題報告があった方に使用していただいたところ、
これで問題ないというお声をいただきました。

なので、何度も買い替えていた方には朗報であろうと思われます。

通販で検討される方はこちら

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