架空線路の通線作業において、特に引き込みを行うドロップケーブルを張る作業をする際に、 ケーブルハンガーやスパイラルハンガーを通線していくのに、 どの距離が10mにも満たない距離なのにもかかわらず、
その通線ロッドが長いために、不便に感じておられる方も多いようです。
基本的に長い区間の架空線路用の通線ロッドしか存在しない
ご存知かと思われますが、通線ロッドは一度すべてその長さのロッド分を通してしまって、
ロッドの末端部分にケーブルを巻き付けておいて、通線された側からケーブルを引っ張るのですが、
マーベルやイワブチ、日動電工、電研社と様々な通線具メーカー
の商品ラインナップを見てみても、よく用いられている線径がΦ5~8で見ると
その通線ロッドの長さが50mまたは、60mもあり、
結構な時間と手間を掛けているのが問題であったようですね。
短い通線ロッドも存在するが、線径が細いので架空線路では使えない
マーベルのスーパーイエローでは、E-4101R
という機種が30mなのですが、
線径がφ4.5しかなく、ロッドにコシがないのが現場では不都合であるようです。
架空線路で、ケーブルハンガーに既設のケーブルがある場合には、
しなってしまって、なかなか突っ込めないようです。
通線ロッドを分割してほしいとの要望が多くあります
通線ロッドの長さが50mまたは、60mあるものを分割して短くして
2本にしてほしいとの要望があり、それにお答えするように致しました。
50mあるロッドを25mずつで2本
15m、35mで2本
でも構いません。
こちらはマーベルでの対応と表記しておりますが、
イワブチでも日動電工でも、電研社ケーブルガイダーでも対応いたしますので、
ご相談いただければ、と思います。
【作業代行】長い1本の通線ロッドを短く2本にする分割サービス
(ロッド切断、リードヘッド取付、ロッドリール収納)
あと、通線ロッド末端へのドロップケーブル貼付けをテープなどでするのが手間である場合は、
差し込み式で取り付けが可能なアダプタがあるので、検討してみてもよろしいかと思います。
以下ページのドロップジョイント金具がそれにあたります。
取付には通線ロッド用金物も必要になります。