古河電工より2006年に発売された当初より、非常に人気が出ており、
小型融着機の中で接続品質の良い機種としてもそうでしたが、
なんと言っても、小型ではない、従来のモデルS199シリーズを継続機種を作らず、
こちらへ統合させてしまった始めてのモデルケースでありました。
その前のS121シリーズが、元々引き込みドロップケーブルの接続用途でしか想定していなかったのもあり、あまり接続精度が良くなかったんですね。
4心タイプ S122M4は4月以降 8心タイプ S122M8は10月以降修理が対応しにくくなってきます
この時期より、修理保守サービスは『段階的に対応できなくなっていきます』
保守部品も手配できないものが出てきたり、
バラして組み立てる治具なども消耗していってしまいます。
なので、いつまでも対応という訳にもいかないのですね。
この月をもって修理対応が終わってしまう訳ではないが・・・
この月をもって終了というわけではありません。
ですが、今までのように、修理診断に出して、
すべての不具合事象に対応できる訳には行かなくなってきた。
ということになります。
断定は出来かねますが、過去の機種での実例では1年半ほどは、なんだかんだで修理保守が続けられてはいましたが、今回は果たして・・・
メーカー側の本音は当然「早く終わらせてしまいたい」です
メーカー側としては、早く買い替えてもらいたいわけです 笑
しかし、あくまでも買い替えはお客様であるユーザー側の都合です。
無下に、買い替えを促すようなことをすれば、評判を落としかねません。
ですので、物理的に対応できる範囲であれば、極力対応していこう、
そして、良い印象を持ってもらおう、という考え方のようです。
はっきりバサッと言ってしまうとそうなのですが、
それだけでもなく、メーカー側は決して口には出しませんが、
「今までここまで大事にお使いいただいているのだから、極力応援して見届けてあげたい」
というような感情も垣間見えなくもありません。
同じ技術者として、職人として何か通じるものがあるのでしょうか。