融着接続をする際にて、ファイバホルダは必ず必要ですが、
単心0.25用
単心0.9mm用
2心テープ心線用
4心テープ心線用
8心テープ心線用
*単心0.5mmコード4心一括用
*ドロップ/インドアケーブル用ファイバホルダ
はNTT限定用途であるため、除外します。
と、主に5種類ありますが。
新規で融着接続機を購入検討させる場合、意外と頭を悩ますのが、このファイバホルダをどこまで揃えておくか、
という事でしょうか。
中でも、
・単心0.9mm用
・2心テープ心線用
この2種類がどこまで必要性があるか。
非常に分かりにくい方もおられるようです。
今、取り組んでいる工事作業には、必要性がないので購入をしなかったとしても、「何の必要性があるのだろう」
と気になっているが、「出来れば知りたい」と言う方もおられるのかもしれません。
これは、現時点であくまで私の知る限りの情報ですが、利用用途をまとめておきました。
・単心0.9mm用
【中継局送信側光コネクタコード接続用途】
通信局内 加入者への配線盤は4心、8心といったテープファイバが利用されていますが。
中継局の送信側配線盤にてのファイバ心線は、単心ファイバであり、コード被覆は0.9mmになっています。
局から出る送信側での光コネクタ付コードを融着接続する用途として使われる。
【コード集合型配線キャビネット成端用途】
マンション側、ビル側への入り口となる配線キャビネットで、単心コード集合型のタイプがあり、その成端での融着接続用途があります。
・2心テープ心線用
【FTTH IP双方向、CATV伝送用途】
電力系通信事業者、一部の地域イントラやCATVサービスにおけるFTTHサービスにて、インターネット通信(IP)上り下り双方向回線と、CATV伝送回線とを別々で用意している回線にて使われる。
その引き込みドロップケーブルにて2心テープファイバが用いられている為、その融着接続が必要な場合に用途があります。
まだ、分かっていない利用用途があるかもしれないので、発覚した場合はまた情報提供したいとは思います。(ご存知の方は教えて頂けると助かります)
ですが、大方の使用用途は以上で述べた内容ではないかと思われます。
ご参考にしてください。