工事の元請会社様の都合や指示により、使用している工事機器が正常なものが使われているかの確認で、
校正証明書の提示を求められたことはありますでしょうか?
計測器では、光計測器からTVレベルチェッカ、場合によってはトルクレンチにまでも相当する可能性があります。
よく聞かれるので、ここでもお伝えすべきかと思いました。
融着機では校正証明書は発行されません。点検証明書のことです。
融着機では、校正証明書は発行されません!
計測器ではないので、発行しようがないのです。
メーカーでは、動作点検をして正常動作をする、というチェックをします。
なので、点検証明書を発行します。
費用は有料で、約6000円ほどになります。
*別途、修理点検基本料が必要です。それにプラスアルファされる形です。
ですが、実際提示を求められるのは、計測器の校正証明書であって、機器の点検証明書まで求められることは、ほとんどのケースではないようです。
官公庁が関係する工事では必要
あるのは、官公庁が絡む需要の工事の場合です。
国土交通省や各市町村、第三セクターなどの地域CATV系、NTTサービスとの連携によるIRU方式の通信設備工事の現場の仕事の時は要注意のようですね。
工事機器の校正証明書から点検証明書までないと現場に入場できないとかいうアレです。
そんな場合が充分に想定されるのであれば、取得しておくべきでしょう。
方法としましては、融着機を修理点検出す際に、「点検証明書まで希望」と申込用紙に書いておく。
それで結構です。
住友、古河、フジクラとも対応していただけます。
ご参考にしてください。