住友電工 心線判別機 FDT-2シリーズが
これについては、色々と問題がありますが、
メーカー側の硬い意志による方針であるならば、
どうしようもないことですが。。
ユーザー視点としての問題は『機種選定の選択肢が減った』という事
フジクラは、ONU検知機能付きで高額なFID-30R/31R
のみになってしまった以上、
価格が据え置きなIDテスタは古河電工 ID-H/R v3
それと今回の住友電工 FDT-2シリーズのFDT-2BCのみですが、
それが古河電工 ID-H/R v3になってしまうということですね。
特に古河電工 ID-H/R v3でも遜色はありません。
ほぼ同スペックですし、むしろこちらが優れているくらいです。
しかし、
心線をつかむ部分「IDクランプ」する形状が太いのです。
住友電工 FDT-2シリーズは、フジクラFIDシリーズのように、
細くてファイバ心線が短く余長がない際につかむことができるようになります。
これがなくなるのがイタイというユーザーには残念でしょう。。
ですが、それくらいです。
社長や経営側の一方的な方針による
要するに「あまり出荷してきた実績がない」
不良資産扱いされてしまった。ということのようなのです。
住友電工 営業側は猛反発したようです。
営業品目が減ってしまうのは、活動しにくくなってしまうので当然でしょう。
それにもったいない・・・
ウチが引き継いでやりたいくらいです。
FDT-ONUは継続して販売する
ONU検知ツールとして販売されていますこの機種は継続して発売していくようです。
そりゃそうですね。まだ出たばかりですし…
しかし開発費がペイ出来るのでしょうか・・・
この流れで行くといつまで販売しているかわかりませんね。
認知不足で不利な状況で取り組んでしまった
今回の背景はやはり認知不足、ということに尽きますね。
商品は決して悪くはないのです。
業界で住友電工がIDテスタをやっている、という認知がなさすぎなんです。
ご存知でしたか?たぶん知らない方が多いですよね?
そんなやりにくい分野に参入したのが不味かったのかもしれません。
しかも、4機種もラインナップにするなんて・・・
発売されたのは2010年ごろであったと思われますが、
当初から問題だとは思っていました。