電線ケーブルにはシースと言われる固いプラスチック製の被覆があり、ケーブルを接続延長するには、または、途中で枝分かれさせるためには、クロージャーなり成端箱という接続処理部分を収納する器具を敷設して行うために、ケーブルを腹割をしなければなりませんが、それを安全に確実に行うために開発された作業工具です。
オルファ社製のカッターナイフなどを駆使して、被覆除去を行うことがよくされているようですが、結構な熟練度が必要とされ、作業者によるスキルの程度によって、やたらと時間が掛かってしまったり、うっかりと手を怪我してしまったり、もっと最悪の場合はケーブル内の心線を損傷させてしまう事故もよく聞いて来ました。