画像は横河計測 AQ7280
光ファイバケーブルを製造するにしても加工するにしても布設、保守するにも必要になる測定器で、どこで切れているのか、接続しているのかどんな損失分布になっているのかが波形にて測定可能な便利な測定器です。
光ファイバケーブルを敷設工事していく中で、多数の接続点が発生していきます。
そのような接続が適切なのか、途中で何らかの障害がないのかを確認する。全体でどれほどの距離であったのかを一目瞭然で波形で見て確認出来る便利な計測器で、施工完了試験データや保守メンテナンス、ファイバを曲げると波形で現れるため、心線対照などにも用いられる非常に幅の広い利用用途がある計測器です。
私はまだ光ファイバが世に知られて普及する以前より、電線メーカーなどに販売してきております。現在では専ら、工事会社に販売するのがメインとなっています。
特に、NTT系では光パルス試験機と言われる事が多い。が、その他電力系等はOTDRと言われていることが多いです。
工事会社の現場担当者の中でも、なかなか使える方がいないのが現状で、使いこなさせる方は工事管理側の責任者リーダー的な方になっておられるケースが多く見られます。
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