光ファイバ伝送路での特に支障移転に伴う「切り替え工事」などによく使われていました
あと、高速道路の情報通信回線や鉄道伝送路などでも必要な場があるとも聞いています。
光ファイバ電話機ですが、これって今でもよくお使いでしょうか。。
特に通信局内では、伝送装置など電磁波の影響に神経質になっている
局内オペレータの方から厳重注意を受けるハメにあってしまって、
無線やトランシーバが使えないような環境ってありますよね?
そんな時には重宝すると思われますが。
もし必要であれば、一体どこのどの製品を導入すべきなのでしょうか?
海外メーカーも含めると色々とあるとは思われますが、
選定すべきメーカーとしては、この2機種に絞られてくるようです。
2人でしか通話しない時には、グレイテクノス(PHOTOM)『トークセット』
グレイテクノス(PHOTOM)が出しています
『トークセット』
2者通話でしたらば、価格が安いのでこちらがオススメです。
こちらは、3者通話も出来ますが、追加で2台購入しないといけないハメになります。
それに、機種が古く修理サポートがいつまで対応可能なのかが見えにくい。
と言う心配もあります。
なので、基本的にあまりオススメしておりません。
こちらも基本的にはSCコネクタ接続で利用するのですが、
IDテスタのようなクランプユニットがありまして、光ファイバの漏れ光を検出して通話することが可能です。
NTT-MEなどに台風などで架空線路が断線しまくった際の災害復旧などで実績があり、
広まったことがあったようなのですが、クランプ部分で20dBもロスしてしまうので、かなり通話品質が悪く、
災害復旧のような緊迫した「これで我慢するしか致し方ない」事態でしか利用する気になれないようです。
3人以上での通話をする時には、岡野電線『多点光ファイバ通話装置』
古河電工グループの岡野電線が出しています
『多点光ファイバ通話装置』です。
3者通話をするのには、追加で1台購入するだけで良いのです。
従来の通話装置は、3者通話まででしたが、
この通話機の優れている点は、装置を繋げ足すだけで最大50人同時通話が出来るということです。
従来の通話装置は、3者通話まででした。
従来機種は、間にもう一台通話装置が必要な場合も有りました。
先ほどのグレイテクノス トークセット
旧安藤電気製光ファイバ電話機AQ-8125B
フジクラ オプティカルハンディトークセット
NTT-RECでも取り扱い品として採用されていました。
光ロステスタ等の測定器に内蔵させれば良いのですが・・・
送信するの光源や受信する光パワーメータでは一方通行状態なので無理ですが、
双方向で送受信する光ロステスタならば、
例えば
光源・光パワーメータ 一体型 光ロステストセット
マルチフィールドテスタOLTS AQ1100 横河計測
と、いうようなタイプであれば、
光通話機能を内蔵させることも可能なのではないのか?
「オプション扱いでいいと思いますよ」
と色んなメーカーにさんざん提案してきたのですが、
どうにも実行に移す会社はありません。
あまり台数が出ないのではないか、と思われているようです。
今既に出来てしまっている計測器を改版してまでしようという気がないようです。
これから新機種を出す予定のメーカーがあれば是非とも検討すべきではないか、と思います。
「どこもやっている会社はないのですからやればいいのに・・・」
と思うのですが、いかがなものでしょうか。
回線通話器を通販で検討される方はこちらまで